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5月30日入院~6月1日スピード退院

5月30日 化学療法変更により副作用による危険性・合併症発生時の対処のため入院する。
1日目:採血・採尿  CT検査 心電図  眼科検査を実施
2日目:午後1時頃から点滴開始午後6時頃終了
3日目(6月1日):7時頃採血 体調も良く血液検査においても特に異常が認められないので
          10時頃退院する。

 担当医師から化学療法の変更説明   
当初RBenda療法の予定でしたが腎機能低下のため腎臓に負担の少ないDRC療法に
変更しました。
D:デキサート(一般名:デキサメタゾンリン酸エステナルナトリュウム) day1  50ml
 ・・・抗炎症効果により形質細胞を低下させ新たなアミロイドの生産を低下させます。
【副作用】胃痛、胸やけ、不眠、血圧・血糖値の上昇、免疫力の低下など。

R:リツキサン(一般名:リツキシマブ) day1  500mlパック
 ・・・抗腫瘍効果のある薬です。
【副作用】インフュージョンリアクション
 ⇒点滴中に頭痛、寒気、かゆみ、喉のいがいが感などの症状が現れることがあります。
  その他咳、発疹、血圧上昇、頻脈、冷や汗、脱力感など
  重大な症状としては、ショック症状、心障害、腎障害、血圧低下など
  特に初回の点滴で副作用が現れやすいと言われています。
  予防のために、ゆっくりと時間をかけて点滴をします。
【副作用予防の飲み薬】
  カロナール錠(一般名:アセトアミノフェン)・・・解熱鎮痛薬。1日1回 1回2錠
  d-クロルフェニラミンマレイン酸塩(一般名:マレイン酸クロルフェニラミン)
  ・・・抗ヒスタミン薬。1日1回 1回1錠

C:エンドキサン(一般名:シクロホスファミド) day1~5  1日2回 1回
 ・・・抗腫瘍効果のある薬です。
【副作用】骨髄抑制(特に白血球減少)、吐き気、脱毛、出血性膀胱炎など

腎機能低下を止めるためにALアミロイドーシスの標準療法を行ってきたが
IgM値はそれなりに低下してきて、フリーライトチェーンも減少してきているが
腎機能は確実に低下している。ここでピッシと止めないと近い将来人工透析になってしまう。
そこで、ALアミロイドーシスの標準療法以外の療法を選択する事になった。
マクログロブリン血症の標準療法からDRC療法を実施した。
特定疾患の治療ではないので、これからは医療費が嵩むのかな?

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5月26日の通院

5月26日の通院は、5月12日に行った骨髄穿刺・生検(マルク)の検査報告と今後の治療を確定するための通院でした。

染色体検査報告書
FISH法による悪性リンパ腫染色体遺伝子はBCL2〈18q21転座〉、BCL6〈3q27転座〉とも分析は認められませんでした。

マロープラズマ【Multiple Myeloma】解析結果報告書
形質細胞に特徴的なCD38強陽性細胞はごく僅かなため参考値とさせていただきます。

表面マーカー解析【Lymphoma】結果報告書
CD20 13.7%     CD38 0.1%

検査補足説明書
【Multiple Myeloma】
CD38強陽性細胞がごく僅かなため参考値とさせて頂きます。

【Lymphoma】
ゲート内(19.9%)には、小型のT細胞、B細胞が分布しています。
この領域のB細胞(2.9%/total)には、Ig κ/λの比率に偏りが認められました。

今後の治療について
異常な形質細胞の表面にはCD38とよばれる抗原(目印)が多く存在し、「ダラツマブ」はこのCD38に結合して、体内の免疫細胞(ナチュラルキラー細胞やマクロファジーなど)や補体とよばれるタンパク質と協力して異常な形質細胞の増殖をおさえるはずでした。残念な事に私にはCD38が少なかったようです。
したがって、CD20に反応する「リツキサン」での治療に変更です。
リツキサン単剤治療は2016年1月から4クール行いましたが、目に見える効果が少なかったので、次回からR-Benda(リツキサン+トレアキシン)と成ります。
初回治療は来週からアレルギー反応を診るため3泊4日の入院です。

追伸
腎臓内科受診:HGB 7.9で貧血気味なので、皮下及び筋肉内注射
ミルセラ注シリンジ50μg 0.3ml  ちょっと痛い注射でした。


5月初旬 近所の公園散歩(鳥散歩・花散歩)

5月初旬は季節の進みが特に早く感じました。
公園の一角でしシジュウカラが子育てをしていました。(5月3日)
シジュウカラ・1

珍しくキビタキを見る事が出来ました。(5月4日)
キビタキ・2

赤い花を咲かせる樹が有りましたので近付いて見るとカエデの種でした!(5月3日)
カエデ・1

センダンの樹にアオスジアゲハが飛んでいました、面白い形の花ですね!(5月11日)
センダン・1

センダン・2

ユリノキの花は気付くと既に終盤に成っていました!低い枝は通行に支障が有ると考えたのでしょうか切られてしまうので蕊を見る事が出来ず残念です。(5月9日)
ユリノキ・1

ユリノキ・2

ユリノキ・4
近所で間近で見る事が出来ないか探しているのですが見付かりません。

5月12日の通院

本日 5月12日の診療
採血・採尿⇒血液内科診療⇒腎臓内科診療⇒血液内科医に依る骨髄穿刺・生検(マルク)
ALアミロイドーシス=CD38抗体←ダラツムマブが効果的
原発性マクログロブリン血症=CD20抗体←リツキサン+ベンダムスチン(トレアキシン)→血球減少
骨髄生検に依る精査で治療方針を決めたい。
私はアルケランの服用で良いかなと思っているのだが、医師は腎機能の低下を止める確たるプランが欲しい様だ。とても有り難い事ですね!
突然のマルクに驚いたが初めてでは無いし気楽に応じたが・・・マルクってこんなに痛かったっけ?

ALアミロイドーシス 血液検査や尿検査で病気の状態を知る
検査の項目 調べられること 正常値  単位     1月6日  2月3日  3月3日 4月7日 5月12日
血清中FLC アミロイドの量 κ:3.3~19.4 mg/L  15.4    16.6   14.6   12.9
                                     λ:5.7~26.3       8.0     7.6     6.8     6.8
                                   κ/λ比:0.26~1.65  1.93H  2.18H  2.15H  1.9H
尿酸窒素  腎臓の様子   8~20  mg/dL      45H     63H     52H    60H     56H
クレアチニン       0.65~1.07 mg/dL   1.92H   2.12H  2.20H  2.24H  2.17H
アルブミン                    4.1~5.1  g/dL        3.3L     3.4L    3.2L    3.5L     3.6L
eGFR                      ≧60 mL/min/1.73㎡  28.3L   25.3L   24.3L  23.8L  24.7L

血液検査の違いを見ると大きな違いは下記の通り、薬が効いてくる事をことを願います
         9月6日 10月4日 11月1日 12月6日 1月6日 2月3日  3月3日  4月7日  5月12日
IgM        525H    554H    606H    719H    711H    859H   787H   734H   607H
IgG         72L      86L      71L       60L       40L      47L     36L      33L     19L
IgA           9L       11L       9L        12L        8L       10L     8L        9L       5L
eGFR      23.0L  22.8L    23.8L    31.1L   28.3L    25.3L   24.3L   23.8L   24.7L
WBC       4870    4060    3830     4740    5140    5110    4580    5000   3690L
RBC        242L    240L    262L     257L     252L    284L     267L    266L    239L
HGB        8.0L     8.1L     8.6L      8.5L     8.2L     9.1L     8.6L     8.4L     7.9L
PLT         21.2     22.2     24.0     21.9     21.8     25.3     23.2    16.9     15.4

2月3日をピークに3月3日・4月7日・5月12日とIgM値とFLCk値が下がって来た。
アルケランが効いているのかと思ったがアルケランの服用は3月3日からなので何とも言えないPLT・HGB・RBCも2月3日をピークに下がっている明らかに骨髄抑制だろうと思う、ダラキューロが効き始めたのか+アルケランが効果的か判らない。
今日腎臓内科の診療を受け血圧を下げる薬を変更した、今は腎臓の負担を減らすことに集中! 
減塩が一番効果が有るそうだ!!
今日の検査で一日の塩分摂取量は5.2gで目標の3~6gはクリアーしました。
次回の診察は5月26日マルクの検査報告

アオバセセリ

5月2日 高尾山麓のミツバウツギのポイントにアオバセセリを撮りに行って来ました。

アオバセセリ
アオバセセリ・1

アオバセセリ・2

アオバセセリ・3

アオバセセリ・4

アオバセセリ・5

アオバセセリ・6

アオバセセリ・7

アオバセセリ・8

アオバセセリ・9

アオバセセリ・10

アオバセセリ・11

アオバセセリ・12

アオバセセリ・13

アオバセセリ・14
ラッキーな事に吸蜜を繰り返して沢山シャッターを切る事が出来ました。
プロフィール

hanaoyajiblog

Author:hanaoyajiblog
2008年7月 原発性マクログロブリン血症とALアミロイドーシス併発と診断される。

2009年2月15日同病者と情報交換のためにYahoo!ブログを開設する。
と言っても趣味の写真を張り付ける事と約3か月に1度の検査報告・・・。
2019年4月Yahoo!ブログ終了の通知を機にFC2ブログに移行する。

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