5月26日の通院
5月26日の通院は、5月12日に行った骨髄穿刺・生検(マルク)の検査報告と今後の治療を確定するための通院でした。
染色体検査報告書
FISH法による悪性リンパ腫染色体遺伝子はBCL2〈18q21転座〉、BCL6〈3q27転座〉とも分析は認められませんでした。
マロープラズマ【Multiple Myeloma】解析結果報告書
形質細胞に特徴的なCD38強陽性細胞はごく僅かなため参考値とさせていただきます。
表面マーカー解析【Lymphoma】結果報告書
CD20 13.7% CD38 0.1%
検査補足説明書
【Multiple Myeloma】
CD38強陽性細胞がごく僅かなため参考値とさせて頂きます。
【Lymphoma】
ゲート内(19.9%)には、小型のT細胞、B細胞が分布しています。
この領域のB細胞(2.9%/total)には、Ig κ/λの比率に偏りが認められました。
今後の治療について
異常な形質細胞の表面にはCD38とよばれる抗原(目印)が多く存在し、「ダラツマブ」はこのCD38に結合して、体内の免疫細胞(ナチュラルキラー細胞やマクロファジーなど)や補体とよばれるタンパク質と協力して異常な形質細胞の増殖をおさえるはずでした。残念な事に私にはCD38が少なかったようです。
したがって、CD20に反応する「リツキサン」での治療に変更です。
リツキサン単剤治療は2016年1月から4クール行いましたが、目に見える効果が少なかったので、次回からR-Benda(リツキサン+トレアキシン)と成ります。
初回治療は来週からアレルギー反応を診るため3泊4日の入院です。
追伸
腎臓内科受診:HGB 7.9で貧血気味なので、皮下及び筋肉内注射
ミルセラ注シリンジ50μg 0.3ml ちょっと痛い注射でした。
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