第16回(11クール目) Dara-CyBorD療法(通院:12月6日)
第16回(11クール目) 12月6日の通院治療
2月からのDara-CyBorD療法に変わり10ヶ月経ちました、治療前のIgM値=983Hが6月には402Hまで下がり順調でしたがここに来て徐々に上がって今回の検査で719Hでした。
FLCκ値も45.7Hから6月に15.4まで下がったがそれからは横ばいで今回の検査では18.3でした。
Dara-CyBorD療法は最長24サイクルまで約2年間治療を行うのですが、10ヶ月目で効果が無くなったと判断できます。Dara-CyBorD療法はIgM型にあまり効果が無いという報告も有るようです。
主治医から治療法を変えて見ようと提案有り、リツキサン+ベンダムスチン(RB療法) ALアミロイドーシスのでは無くWMの治療に成るので指定難病医療費助成は受けられないとの事。
もうしばらく様子を見て年が明けてから治療変更かな?(ここまでは、前回の診察と同様)
11月1日に行った[CT検査]レポート
所見: 2019/08/27CT,2021/07/30PET/CTを参照してます。
リンパ節の有意腫大は認められません。
左肺低に索状瘢痕影が認められます。
肝嚢胞、両腎嚢胞を認めます。
その他、肺野や腹空内実質臓器にリンパ腫病変を疑う所見は認められません。
胸水、腹水なし。
診断
*有意なリンパ節腫大(-)
主治医のS先生は現在受持ち患者数を減らしています。(フェードアウトかな?)
私の場合も今の治療を1年間続けた後、新しいステージに切り替えと同時に主治医変更の予定(来年4月)
ALアミロイドーシス 血液検査や尿検査で病気の状態を知る
検査の項目 調べられること 正常値 単位 8月2日 9月6日 10月4日 11月1日 12月6日
血清中FLC アミロイドの量 κ:3.3~19.4 mg/L 18.0 18.6 17.0 18.3
λ:5.7~26.3 9.1 8.3 7.7 7.4
κ/λ比:0.26~1.65 1.98H 2.24H 2.21H 2.47H
尿酸窒素 腎臓の様子 8~20 mg/dL 60H 62H 57H 55H 51H
クレアチニン 0.65~1.07 mg/dL 2.46H 2.32H 2.34H 2.25H 1.76H
アルブミン 4.1~5.1 g/dL 3.2L 3.3L 3.3L 3.4L 3.4L
eGFR ≧60 mL/min/1.73㎡ 21.6L 23.0L 22.8L 23.8L 31.1L
血液検査の違いを見ると大きな違いは下記の通り、薬が効いてくる事をことを願います
5月24日 6月7日 6月21日 7月5日 8月2日 9月6日 10月4日 11月1日 12月6日
IgM 423H 428H 402H 446H 477H 525H 554H 606H 719H
IgG 106L 91L 61L 77L 61L 72L 86L 71L 60L
IgA 9L 10L 7L 7L 7L 9L 11L 9L 12L
eGFR 26.1L 25.0L 26.8L 24.6L 21.6L 23.0L 22.8L 23.8L 31.1L
WBC 4770 4530 4160 5260 4480 4870 4060 3830 4740
RBC 232L 241L 228L 233L 233L 242L 240L 262L 257L
HGB 7.9L 8.0L 7.6L 7.8L 7.9L 8.0L 8.1L 8.6L 8.5L
PLT 21.3 19.9 17.8 20.6 21.0 21.2 22.2 24.0 21.9
全体的に平衡を保っている、FLCのκ/λ比は基準値に達してないが、κ及びλ共に基準値内なのでアミロイドの沈着が減ってくれることを願っている! アミロイドの沈着は減っても壊れた腎臓は元に戻らない人口透析にならない様に食い止めるだけだ!
eGFRが31.1計測誤差も有るだろうが約2年振りの30超えで少し安心出来る!
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