第15回（10クール目） Dara-CyBorD療法（通院：11月1日）
第15回（10クール目） 11月1日の通院治療
2月からのDara-CyBorD療法に変わり10ヶ月経ちました、治療前のIgM値＝983Hが6月には402Hまで下がり順調でしたがここに来て徐々に上がって今回の検査で606Hでした。
FLCκ値も45.7Hから6月に15.4まで下がったがそれからは横ばいで今回の検査では17.0でした。
Dara-CyBorD療法は最長24サイクルまで約2年間治療を行うのですが、10ヶ月目で効果が無くなったと判断できます。Dara-CyBorD療法はIgM型にあまり効果が無いという報告も有るようです。
主治医から治療法を変えて見ようと提案有り、リツキサン＋ベンダムスチン（RB療法） ALアミロイドーシスのでは無くWMの治療に成るので指定難病医療費助成は受けられないとの事。
もうしばらく様子を見て年が明けてから治療変更かな？
ALアミロイドーシス 血液検査や尿検査で病気の状態を知る
検査の項目 調べられること 正常値 単位 7月5日 8月2日 9月6日 10月4日 11月1日
血清中FLC アミロイドの量 κ：3.3～19.4 ｍｇ/L 16.0 18.0 18.6 17.0
λ：5.7～26.3 7.8 9.1 8.3 7.7
κ/λ比：0.26～1.65 2.05H 1.98H 2.24H 2.21H
尿酸窒素 腎臓の様子 8～20 mg/dL 58H 60H 62H 57H 55H
クレアチニン 0.65～1.07 mg/dL 2.18H 2.46H 2.32H 2.34H 2.25H
アルブミン 4.1～5.1 g/dL 3.2L 3.2L 3.3L 3.3L 3.4L
eGFR ≧60 mL/min/1.73㎡ 24.6L 21.6L 23.0L 22.8L 23.8L
血液検査の違いを見ると大きな違いは下記の通り、薬が効いてくる事をことを願います
5月10日 5月24日 6月7日 6月21日 7月5日 8月2日 9月6日 10月4日 11月1日
IgM 425H 423H 428H 402H 446H 477H 525H 554H 606H
IgG 100L 106L 91L 61L 77L 61L 72L 86L 71L
IgA 11L 9L 10L 7L 7L 7L 9L 11L 9L
eGFR 29.1L 26.1L 25.0L 26.8L 24.6L 21.6L 23.0L 22.8L 23.8L
WBC 4320 4770 4530 4160 5260 4480 4870 4060 3830
RBC 225L 232L 241L 228L 233L 233L 242L 240L 262L
HGB 7.6L 7.9L 8.0L 7.6L 7.8L 7.9L 8.0L 8.1L 8.6L
PLT 20.5 21.3 19.9 17.8 20.6 21.0 21.2 22.2 24.0
全体的に平衡を保っている、FLCのκ/λ比は基準値に達してないが、κ及びλ共に基準値内なのでアミロイドの沈着が減ってくれることを願っている！ アミロイドの沈着は減っても壊れた腎臓は元に戻らない人口透析にならない様に食い止めるだけだ！
ALBもRBCも上昇してきたので調子は良い、今日は暖かかったのそう感じるのかな？
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